ライフログテクノロジーは8月27日、同社が運営するヘルスケアアプリ「カロミル」において、食事履歴などのライフログデータを取得できるWeb API「Calomeal Connect」を法人向けに提供開始すると発表した。また、同社が独自に開発した「画像解析AI」と「食事メニューデータベース検索」の機能もWeb APIにて法人向けに提供する。
Calomeal Connectは、カロミル利用者の食事履歴や体重などのデータを取得するWeb API(取得の際には利用者の承認が必要)。同APIを組み込むことで、アプリなどと連携できるようになる。また、栄養指導機能がオプションで追加可能だという。
画像解析AIは、カロミルに投稿された食事の写真に対して自動的に品目名を判別し、各栄養素(カロリー、たんぱく質、脂質、炭水化物、糖質、食物繊維、塩分)を数値化できるのが特徴。1枚の写真に複数の食品が写っている場合でも、同時解析ができる。
また、一般的な食事メニューのほか、大手食品メーカーの商品名や大手コンビニエンスストアの商品名、大手飲食チェーンのメニュー名が識別可能となっている。
さらに、計測器の結果スクリーン画像を解析し、計測器の種類と数値の種類を判別する計測器画像解析にも対応する。
食事メニューデータベース検索は、同社が保有する3万以上の食品名データベース(一般的な食事メニュー約4000のほか、大手食品メーカーの商品名や大手コンビニエンスストアの商品名、大手飲食チェーンのメニュー名などを含む合計約1万品目)を有する検索機能。データベースは、新商品などが随時追加され継続的に増加しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」