「焼肉の和民」に配膳ロボット活用のバーチャル店員--「REALITY」の配信者を起用

 ワタミは6月8日、全国で展開する「焼肉の和民」において、大画面のサイネージ越しに接客を行う「バーチャル店員」を開始すると発表した。


 バーチャル店員は、IoT・AIを活用したソリューションを企画・開発・運営するSGSTの配膳ロボット「KettyBot」のスマート案内機能を活用。

 来店客をKettyBotが席まで案内し、搭載された大画面のサイネージを利用して、料理コースやレストラン施設の案内を行うことで、店舗説明・ファーストオーダーの無人化を実現している。


 バーチャル店員の接客方法は、「焼肉の和民」の接客スタイルに合わせて、各ライバー(ライブ配信者)が接客動画を事前に作成し、KettyBotに搭載する形で行われる。

 バーチャル店員については、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」と協業して行われた、アプリ内でイベントにて決定。同イベントでは、「夏野星空」(フォロワー数4万5911名)、「ちーたゃ」(フォロワー数1279名)、「鍵助」(フォロワー数2033名)の3名が選ばれた(フォロワー数は、6月1日時点)。





 選出された3名のライブ配信者は、バーチャル店員として6月13日から7月10日の期間に、池袋西武東口店、国分寺南口店、川越クレアモール店、坂戸北口駅前店で起用されるという。

 同社によると、配膳ロボットにライバーの個性が搭載されることで、今までにない接客が提供できるようになるとしている。


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