セガは6月3日、手のひらサイズの家庭用ゲーム機「メガドライブミニ2」を、10月27日発売すると発表した。価格は1万978円(税込)。
これは、2019年に発売したミニハード「メガドライブミニ」から、内容を一新。「メガドライブ2」を再現した新デザインにより、さらなる小型化を実現した新ハード。幅120.8mm×高さ32.3mm×奥行116.5mmと、メガドライブミニよりもさらにコンパクト化された、小型ボディの本体となっている。
収録ゲームも一新し、メガドライブミニの42本を越える、50本以上もの人気タイトルを収録。さらには当時は発売されなかった「ボーナスタイトル」も加わったものという。収録タイトルには、メガドライブでCD-ROMのゲームがプレイできる拡張パワーアップユニット「メガCD」用タイトルを搭載。動画再生や声優による音声演出など、よりボリュームアップしたゲームがプレイできる。収録されるゲームはセガタイトルだけでなく、各ライセンシーの協力により、ファンからの高い人気を持つサードパーティータイトルも多数収録しているという。
開発には、メガドライブミニを手掛けたスタッフが再び参加。ソフトウェアの開発は、引き続き有限会社エムツーが担当。また、メニューで流れるメインBGMは、今回も古代祐三氏が担当。オマージュたっぷりの6分間におよぶメドレーが搭載されている。
さらに、デコレーションキット「メガドラタワーミニ2」も同時発売。デコレーション用ミニチュアのメガCD2ミニなどがセットとなっている。価格は4950円(税込)。また、周辺機器として「ファイティングパッド6B」も10月27日に発売予定。価格は2750円(税込)。
なお、発表にあわせて、収録タイトルのうち「シルフィード」「シャイニング・フォースCD」「ソニック・ザ・ヘッジホッグCD」「夢見館の物語」「ぽっぷるメイル」「バーチャレーシング」「ボナンザ ブラザーズ」「シャイニング&ザ・ダクネス」「サンダーフォースIV」「まじかる☆タルるートくん」に加え、ボーナスタイトルとして「ファンタジーゾーン」という“10+1”本を公表。収録タイトル紹介映像第1弾や、メガドライブミニ2のマスクを被った謎のレスラーが登場するPVも公開した。残りのタイトルについては、生放送などで随時発表。次回の収録タイトルは、6月24日に発表予定としている。
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