凸版印刷は5月31日、同社の勤怠管理や入退室管理などのセキュアサービスと、キャッシュレス機能を搭載するスマートリング「EVERING」を組み合わせて販売すると発表した。販売価格(税込)は1万9800円。
暗号や認証、不正アクセス防止といったICカード関連のセキュリティ技術を展開する凸版印刷は3月、スマートリングの製造、販売などを事業とするEVERINGと資本業務提携契約を締結。EVERINGと凸版印刷のセキュリティ技術を掛け合わせ、新たなセキュリティデバイス市場の創造を目指している。
両社は今後、不動産、セキュリティ、自動車、教育、エンターテインメントなどの各業界向けに、EVERINGを活用した新サービスを開発する方針。バイタルデータを取得できる新型のリング型デバイスも予定しており、ヘルスケア分野でもサービスを提供するとしている。
EVERINGは、「Visa」ブランドのタッチ決済に対応したキャッシュレス決済機能、スマートロック「bitlock MINI」のタッチ解錠機能などに対応している。
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