EVERINGは9月30日、キャッシュレス機能を搭載するスマートリング「EVERING(エブリング)」の一般発売を開始すると発表した。10月1日午前9時から、同社の公式オンラインストアなどで販売する。税込価格は1万9800円。
同製品は、「Visa」ブランドのタッチ決済に対応した、キャッシュレス機能搭載のリング型ウェアラブルデバイス。義歯などにも使用されるジルコニアセラミックを採用し、低刺激、高耐久かつ、防水機能(5気圧)を実現した。
リング内部には、NFC(TYPE-A)に対応するICチップを搭載。対応のリーダーにかざすだけで、支払いが完了できる。
なお、リーダーからの電波に反応する仕組みのため、充電は不要。
スマートフォンアプリを利用して、チャージや機能の停止、再開の設定が行える。チャージ・オートチャージ機能については、Visaのほか、「Mastercard」「JCB」「AMERICAN EXPRESS」「Diners Club」ブランドに対応。1回で可能なチャージの限度額は3万円となる。
2021年5月の先行予約販売では即日完売。7月の先行予約販売においても数日で完売するなど、注目の高い製品となっている。
今回、販売環境が整ったことから、一般発売を開始するという。販売は、公式オンラインストアに加え、六本木 蔦屋書店、代官山 蔦屋書店、梅田 蔦屋書店、六本松 蔦屋書店のポップアップスペース、Beauty Connection Ginza、表参道ヒルズ リファ ブティックでも購入が可能。
カラーはブラックのみ。サイズは17種類をラインナップする。また、クレジットカードと同様に、決済機能には4年間の有効期限が設けられている。
同社によると、現時点ではキャッシュレス決済がメインとなる製品となっているが、決済以外の機能追加など、日常生活に欠かせないデバイスとなることを目指すという。
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