アプリでしか買えないカレーを展開するFOODCODEは5月25日、ジェネシア・ベンチャーズをリードインベスターに、スクラムベンチャーズ、デライト・ベンチャーズ、ハウス食品グループイノベーションファンド、個人投資家から、第3者割当増資により、総額4億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、アプリでしか買えないカレー「TOKYO MIX CURRY」(OMO:Online Merges with Offline型の飲食店)を2019年6月より展開。完全内製で飲食店に必要なプラットフォームを開発し、垂直統合でテクノロジーありきの新しい飲食モデルを創り出すことに挑戦している。
同社によると、TOKYO MIX CURRYは大きく成長しており、「システムプラットフォーム×オペレーション×カレー」をアップデートし続けることで、ユーザーのリピート率が高まり、カレーの販売数を大きく伸ばしてきたという。
また、当初はテイクアウトだけだった販売チャネルも、コロナ渦で急激に伸びたデリバリー需要を受け、オフィスや個人への配送といった自社デリバリーサービスも拡張してきた。
今回調達した資金は、TOKYO MIX CURRYの更なる事業成長を実現するためのサービス開発・改善、テイクアウト店舗数やオフィス導入数の拡大、それに伴う人材採用・組織拡充へ投資する予定だ。
さらに、カレー以外のメニューへの領域拡大やシステムプラットフォームの他社提供など、新事業へもチャレンジしていくという。
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