WHILLは5月17日、トヨタ自動車の子会社で、ウーブン・プラネット・グループの投資機能を担うグローバル投資ファンドとなるウーブン・キャピタルからの資金調達を完了したと発表した。
WHILLは、自動運転、停止機能などを搭載した「WHILL自動運転モデル」と、複数の機体を管理、運用するシステムで構成する、歩道、室内領域のための自動運転システムを提供している。
WHILLの自動運転モビリティサービスは、2020年6月に羽田空港で実用化。国外では、米国のサンノゼ国際空港、ジョン・F・ケネディ国際空港、ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港、ダラス・フォートワース国際空港、ジェラルド R. フォード国際空港、またカナダのトロント・ピアソン国際空港、ウィニペグ国際空港などで実証実験を実施している。
利用者自身で運転するモデルも提供。自由に空港内を散策し、搭乗ゲートなどへの移動に利用できる。なお、米国のタンパ国際空港では、15台を活用している。
さらに、B2B2Cのビジネスモデルも展開している。電動キックボードのシェアリングサービスを展開する米国のBirdは、専用のアプリを通じてニューヨーク、サンディエゴ、サンフランシスコでのレンタルを行っている。
調達した資金は、生産体制のグローバル拡大や、ビジネスのサービス事業に重点を置いたリソース強化に活用するという。
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