バベルは4月27日、スパークス・アセット・マネジメント(未来創生ファンド)、ポーラ・オルビスホールディングスと、3人の個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。複数の金融機関からの融資も実施し、資金調達額は約14.6億円になるという。
バベルは、AI(人工知能)および、ML(機械学習)を活用し、生産性を飛躍的に向上させる事業の創設を目指しており、4月21日に商談解析クラウド「ailead」を正式リリースした。
aileadは、AIが商談データを自動で収集、解析、可視化することで、営業現場の業務効率化と“売れる”営業人材の育成を実現できる。「Zoom」「Microsoft Teams」「Google Meet」といったウェブ会議ツールと連携することで、既存の業務フローを変えずに利用できるという。
文字起こし機能やSalesforce連携機能など、営業組織の情報共有を効率化し、商談データを人材育成に活用できる各種機能を搭載。さまざまな業界のセールスイネーブルメント実現を目指すとしている。
今回調達した資金は、aileadのプロダクト開発やマーケティング活動の強化、AIエンジニアの採用に充当する。
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