サムスンの冷蔵庫「Bespoke」シリーズには、すでに目を引くさまざまな色の組み合わせが用意されており、同じコンセプトで電子レンジや食器洗い機などの家電製品も展開されている。同社は今回、このアイデアを次の段階に引き上げ、利用者が好きなアート作品や写真を使って自分だけのカスタム家電をデザインできるようにすることを明らかにした。
新たな「MyBespoke」の冷蔵庫パネルは、1枚250ドル(約3万2000円、冷蔵庫本体の価格に上乗せされるようだ)で、Bespokeの新しいカスタマイズオプションとして米国で2022年中に登場する予定だ。この冷蔵庫のフレンチドア(観音開き)2枚の片方、または両方をカスタムデザインにすることができ、下側の冷凍庫の引き出しの色調はBespokeのカラーから選択できる。すでにBespokeを使っていて、さらにアート性を高めたいという人は、パネルだけ新しいものに交換することもできる。
Samsung Electronics Americaでホームアプライアンス事業の責任者を務めるShane Higby氏は、「MyBespokeは、Bespoke家電シリーズに新たなレベルのカスタマイズ性をもたらし、まったく新しい方法で顧客の創造性を表現できる」としている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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