MMD研究所は5月18日、メタバースに関する調査の結果を公表した。調査対象人数は、予備調査が18~69歳の男女7255人、本調査がメタバース利用経験者355人。
18歳~69歳の男女7255人を対象に実施した予備調査で、メタバースの利用状況について聞いたところ、「全く知らない」が56.6%ともっとも多く、次に「言葉は聞いたことがあるが、サービス名や内容は知らない」が19.5%、「サービス内容は知っているが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」が10.3%となった。
また、メタバースを利用したことがあると回答した367人を対象にした本調査では、利用したことがあると回答した人の属性は「男性20代」が22.9%ともっとも多く、次に「男性30代」が17.2%、「男性40代」が14.7%とつづいた。男女比は、男性69.2%、女性30.8%となった。
メタバースを知っていると回答した3147人を対象に、メタバースだと思うものを聞いた調査では、正答率が高かった項目は「メタバースはパソコンから参加できない」が94.0%、誤回答率が高かった項目は「メタバースでは音声での会話ができる」が74.1%となった。全問正解は2.6%、不正解は97.4%という結果となった。
18歳~69歳の男女7,255人(予備調査参加者)を対象に、興味のあるメタバースのジャンルを聞いたところ、「ゲーム」が19.9%と最も多く、次に「音楽・ライブ」が17.8%、「ショッピング」が12.5%となった。
続いて、興味のあるメタバースのジャンルのサービスをやってみたいと思うか聞いたところ、56.5%が「やってみたいと思う」と回答した。ジャンル別では、「やってみたいと思う」と回答したのはビジネス(n=196)が69.4%と最も多く、次に教育・学校(n=108)が64.8%、ゲーム(n=626)が64.2%となった。
メタバース利用経験者355人にメタバースを経験した利用デバイスを複数回答で聞いたところ、「スマートフォン」が59.4%と最も多く、次に「パソコン」が42.8%、「ゲーム機」が37.2%となった。
続いて、メタバース内で買い物(課金)したことがあるか聞いたところ、「ある」が60.0%、「ない」が40.0%となった。
メタバース内で今後買い物(課金)したいかも聞いたところ、「買い物(課金)をしたい」が59.7%、「買い物(課金)をしない」が40.3%となった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス