GMOイプシロン、「スタートアップが成功する」オンライン決済インフラを提供開始

 GMOインターネットグループでGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)の連結会社であるGMOイプシロン(GMO-EP)は5月18日、日本市場においてスタートアップが成功できるように設計したオンライン決済インフラ「fincode(フィンコード) byGMO」の提供を開始したと発表した。

 LayerXやユアマイスターなどのスタートアップが先行採用しており、同日からすべての事業者を対象に提供を開始する。

キャプション

 fincode byGMOは、スタートアップのサービスローンチ前後に生じる決済領域の隠れた課題を網羅的に解決し、事業フェーズの進展に伴い求められる拡張的な価値をシームレスに提供するという。

 Eコマースだけでなく、プラットフォーム型やサブスクリプション型で求められる機能や性能を、BtoC、BtoB、CtoCを問わず幅広くカバー。オンラインでアクセス可能な開発支援アセットを提供し、決済、ソフトウェア、スタートアップビジネスに精通したカスタマーサクセスチームが、実装と運用をバックアップするという。

 リーン開発が求められるPMF(Product Market Fit:プロダクトが市場のニーズを満たす状態)フェーズにおいては、「テスト環境の即時提供」「迅速なウェブ審査」「決済実装未経験のエンジニアにも理解しやすいオンラインガイダンス」「開発工数を削減するSDK、UIコンポーネントの提供」などにより、リードタイム短縮と決済の実装を両立する。

 グロースフェーズでは、「重要となる幅広い決済手段や多様な課金体系への対応」「増加する決済トランザクションの安定的な処理」「改善サイクルの早い法規制やセキュリティ基準への準拠」「プラットフォームにおけるテナントの登録、管理」など、ビジネスモデルに応じたユーザー基盤の強化をバックアップするという。

 いずれのフェーズにおいても、初期費用や月額利用料、アカウント維持費用や振込手数料などの見えないコストを排除し、決済取引額の3.6%のみですべての機能を利用可能。なお、対応決済手段は随時追加する予定。

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