LASSICが運営するウェブメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所」(テレリモ総研)が5月13日に公表した「テレワークによる睡眠時間の変化 2021年度版」によると、テレワークで浮いた通勤時間を睡眠時間に充当する人が増えたという。
公表された調査結果によると、「テレワークを行うことで浮いた通勤時間の代わりにどのように時間を使うようになったか」という調査項目では、前年度(2020年度)と比較し、「睡眠」「ワークアウト」の項目に変化があったという。
睡眠の項目では、2020年度の調査では34.5%が「睡眠時間が増えた」と回答していたが、今回の調査ではさらに1割増え、45.2%となったという。LASSICは「半数には届かなかったものの、テレワークになる以前より睡眠時間を多く確保できている。通勤がなくなって浮いた時間を睡眠に充てられるようになったことで、1日の睡眠時間も増えていると言えそう」とコメントしている。
2021年度調査では「寝る」「家族との会話」といった項目を追加したといい、男女ともに「寝る」と回答した人が3割を超えたという。
また、ワークアウトと回答した人も1割近く増加したという。テレワークの長期化で体を動かしたり、鍛えたりすることで体力維持、健康促進を意識する傾向が高まっていると見られる。
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