グーグルは5月12日、ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds Pro」を発表した。7月21日から「Googleストア」での予約販売を開始し、7月28日からGoogleストアのほか、各地の販売店やオンラインサイトでの販売を予定する。販売価格(税込)は、2万3800円。
ソフトマット仕上げのツートンカラーを採用し、Coral、Lemongrass、Fog、Charcoalの4色をラインアップ。アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載するほか、耳にあわせて調整する「Silent Seal テクノロジー」を採用。ノイズキャンセリングの効果を最大化するという。
また、内蔵センサーが耳の奥の気圧を測定し、自動的に減圧する。長時間の使用においても耳が詰まったような不快感を抱かせず、快適に利用できるとしている。
加えて、同社の音響エンジニアチームによってチューニングされ、同社が開発したアルゴリズムを処理するカスタム6コアオーディオチップと、カスタム設計のスピーカードライバーを採用している。
音楽やポッドキャストの再生中は、ボリュームEQが音量の上下に合わせてチューニングを調整し、高音、中音、低音が常にバランスよく聴けるという。
音声の自動切り替え機能を搭載し、ノートPC、タブレット、TV、スマートフォン(Android/iOS)など、直近にペア設定したBluetoothデバイスへ接続先を自動的に切り替えることが可能。これにより、PCでビデオ通話を終了したあと、外出したり音楽を聴いたりする際に、Bluetoothメニューを開いて設定を切り替える必要は無いとしている。
騒音や風の音が強い場所でも、クリアな音声通話が可能で、ハンズフリーで利用できる「Googleアシスタント」にも対応。「OK Google」と話しかけるだけで、道案内や40言語のリアルタイム翻訳などが利用できる。
散歩する時など、周囲に気を配りたい際に利用できる外部音取り込みモードも搭載。イヤホンはIPX4の防水性能、ケースはIPX2の防水性能に準拠し、激しい運動で汗をかいたり、ジョギング中に小雨が降ってきたりしても安心して利用できる。
ワイヤレス充電に対応し、最長11時間の音楽再生と、最長7時間のアクティブノイズキャンセリングの使用が可能。
今年後半には、空間オーディオへの対応を予定する。
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