Netflixは、2022年末までに広告付きプランを導入する可能性があるという。同社が従業員に送付したとされるメモを基にThe New York Times(NYT)が報じた。記事によると、Netflixは、同時期にパスワード共有に追加料金を課す計画も示唆しているという。同社は現在、数カ国でこの機能をテストしている。
広告付きプランはまだ初期段階にあると事情に詳しい人物は語っている。
今回の報道は、Netflixがこの2つの取り組みを進めていることをさらに裏付けるものである可能性が高いというのが一般的な見方だ。Netflixは4月、加入者数が10年ぶりに減少したことを報告した。共同最高経営責任者(CEO)のReed Hastings氏は、同社が広告に否定的だった長年の方針を覆し、広告付きの低価格プランを検討していることを明らかにしている。1~2年先を想定していると述べていた。NYTによると、Netflixは広告付きプランを2022年10~12月に導入することを目指しているという。
Netflixは3月、チリ、コスタリカ、ペルーでパスワード共有に料金を課すテストを実施すると発表した。スタンダードプランまたはプレミアムプランの加入者は、追加料金を支払って、同一世帯ではないユーザー最大2人とアカウントを共有できるというものだ。また、ベーシック、スタンダード、プレミアムプランで、視聴履歴やパーソナライズされたおすすめ作品などの既存のプロフィール情報を「追加メンバー」のサブアカウントに転送する機能もテストするとしていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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