Netflixは、加入者数が2022年第1四半期に20万人減少し、同期に250万人増としていた自社の予測に達しなかったことを明らかにした。
Netflixは米国時間4月19日に発表した第1四半期決算報告書の中で、会員数が1月から3月の間に2億2184万人から2億2164万人へと、10年ぶりに減少したことを明らかにした。また、第2四半期については約200万人の減少を見込んでおり、アナリストらの予測を下回った。Refinitivによると、アナリストのコンセンサス予想では、第2四半期に会員数が260万人増加するとされていた。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や「オザークへようこそ」のファイナルシーズンなどの主要作品が今春配信されるにもかかわらず、同社の予測は思わしくない。
Netflixは報告書の中で、ロシアによるウクライナ侵攻とそれに続く制裁が会員数に影響を与えたとした。「ロシアでのサービス中断とロシアの有料会員数の減少で、70万人の有料会員が失われた。この影響がなければ会員数は50万人増加していた」という。
同社は収益に影響を与えているもう1つの要因として、複数世帯でのパスワード共有を挙げた。約2億2000万人の有料会員に加えて、さらに約1億世帯にアカウントが共有されていると試算しているという。
第1四半期の利益は15億9700万ドル(1株あたり3.53ドル)で、前年同期の17億700万ドル(同3.75ドル)から減少した。売上高は10%増の78億6800万ドルだった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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