パナソニック、AIが自動で画質、音質を調整「4K有機ELビエラ」に新モデル

 パナソニックは5月10日、4K有機ELテレビのフラグシップモデル「4K有機ELビエラ LZ2000」シリーズとハイグレード「4K有機ELビエラ LZ1800」シリーズを発表した。自動で最適な画質、音質に調整する「オートAI機能」を備える。発売は6月17日から順次。

LZ2000シリーズ「TH-77LZ2000/65LZ2000/55LZ2000」
LZ2000シリーズ「TH-77LZ2000/65LZ2000/55LZ2000」
LZ1800シリーズ「TH-65LZ1800/55LZ1800/48LZ1800」
LZ1800シリーズ「TH-65LZ1800/55LZ1800/48LZ1800」

 発表されたのは、LZ2000シリーズ「TH-77LZ2000/65LZ2000/55LZ2000」(税込価格:85万円前後/61万円前後/44万円前後)とLZ1800シリーズ「TH-65LZ1800/55LZ1800/48LZ1800」(同:49万円前後/36万円前後/31万円前後)の2シリーズ計6機種。LZ2000シリーズは高輝度化した有機ELパネルを採用した「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイNEO」、LZ1800シリーズには「JZ2000」シリーズ同様の「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」(48LZ1800除く)を採用する。

 オートAI機能は、100万を超える映像のシーンから構成される学習用データベースを、ディープラーニングを活用してAIが学習し生成したシーン認識アルゴリズムを採用。あらゆるコンテンツに対して自動で最適に調整された画質、音質で視聴が可能だ。

 独自の信号処理技術「ヘキサクロマドライブ プラス」により、暗部から明部まで微妙な色合いを高精度に補正。業務用マスターモニター同様の色補正技術「ダイナミック 3D-LUT」により、補正量を画面の明るさに合わせて、動的に変化させ、明部でも階調と色彩を忠実に再現する。

 LZ2000シリーズは、画面下部に多数のスピーカーユニットを線上に並べた「ラインアレイスピーカー」を備え、イネーブルドスピーカー、ワイドスピーカーと合わせ、音の動きを感じる360立体音響サウンドシステム+を構築。ピンポイント、スポット、エリア、アンビエントと生活のシーンに応じて違う音の聞こえ方を実現するサウンドフォーカス機能も搭載する。

 全機種にスタンド底面が設置面から離れる力が働くと、テレビ台に吸着して倒れにくくする「転倒防止スタンド」を搭載。LZ2000には前後15度のスイーベル機能も備える。

 BS4K、110度CS4Kダブルチューナーを内蔵し、別売の外付けHDDを接続すれば、新4K衛星放送の2番組同時録画に対応。地上、BS、110度CSデジタル放送チューナーは3基装備しているため、2つの裏番組を録画できる2番組同時裏録が可能だ。

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