発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産するDAIZは5月2日、タイの植物肉ベンチャー企業LOTTOFOODに対し、ミラクルミートの提供を4月より開始したと発表した。同件は、同社として初の本格的な海外提供になるという。
LOTTOFOODは、タイ大手財閥TOAグループのSherwoodと、LOTTOFOOD CEOのSitthirat氏が経営するLeafy Queenによるジョイントベンチャーとして、2021年8月に創業。植物肉由来に特化した事業を開始している。
今回、LOTTOFOODはミラクルミートを原料に、プライベートブランドとして「TONKATSU(とんかつ)」「HAMBURG(ハンバーグ)」「SAUSAGE(ソーセージ)」を製品化。飲食チェーン店や小売流通関連企業を対象に販売を開始しており、タイ国内で日本食チェーン店「とんかつ かつや」「天丼 てんや」「大戸屋」「ペッパーランチ」などの店舗を展開するセントラルグループにて、今後採用が決定する見込みだという。
6月には、各種SNS・プラットフォームを活用したソーシャルコマースを中心に、一般消費者向けの販売も予定。今後LOTTOFOODは、タイ国内だけでなく、アジア市場へも展開を拡大する。
同社では今後、アジア・欧米などを中心に、現地パートナー企業との協業を通じて、ミラクルミートの海外展開を積極的に推進していくという。
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