スーパーマーケット大手の西友、楽天グループ、楽天ペイメントは4月26日、スーパーマーケット「西友」「リヴィン」「サニー」全店舗で、楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」が利用可能になったと発表した。
また、既存の「楽天西友ネットスーパー」アプリを刷新し、楽天ポイントカードや、楽天のQR決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」などの機能を搭載した「楽天西友アプリ」もリリースした。
これらの連携により、対象店舗の利用者は、楽天ポイントカードを提示すると利用金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができ、支払い時には貯まったポイントを使用することも可能となった。また、楽天ポイントカードを提示のうえ、楽天ペイや「楽天カード」、電子マネー「楽天Edy」で支払うと、ポイントカード提示と支払いのそれぞれで「楽天ポイント」を貯められる。いつでも最大2%のポイント還元が受けられるという。
楽天西友アプリは、楽天西友ネットスーパーでの注文、決済の機能に加え、楽天ポイントカードや楽天ペイの機能も搭載する。キャンペーンやお得情報も取得できるほか、8月には、店舗でもネットスーパーでも利用できるクーポン機能、店舗およびネットスーパーで取り扱う商品別のポイントアップ情報を提供する機能なども実装予定としている。
楽天ポイントカードの導入を記念し、4月26日~5月8日、対象店舗において「楽天ポイントカードサービススタートキャンペーン」を実施する。楽天ポイントカードの提示で獲得した楽天ポイントが通常の5倍(2.5%)、楽天Edyで支払うと決済で獲得した「楽天ポイント」が通常の2倍(1%)となるという。
西友と楽天グループは、2018年10月から楽天西友ネットスーパーの協働運営を本格的に開始。全店舗への楽天ペイ導入のほか、2021年11月には来店でポイントがもらえる「楽天チェック」を、2019年4月にはレシート画像を送付するとポイントがもらえる「Rakuten Pasha」を導入し、連携を深めてきた経緯がある。両社の協業体制については、本誌3月11日付の記事もあわせて参照されたい。
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