[ブックレビュー]「マジ」なFIREは難しいと思っている人向け--「ゆるFIRE」

フライヤー編集部2022年04月30日 08時00分
かんき出版
内容:FIREというワードをご存知だろうか。新しい働き方の1つという見方もあるが、「新しい生き方」の1つとも言える。ただ、完全FIREを達成しようとすると、多額の運用資金を捻出するために、高収入と厳しい倹約が必要になる。達成は容易でない。そこで、もう少し「ゆるく」FIREを実践しようというのが、本書のテーマ「ゆるFIRE」だ。

 FIREというワードをご存知だろうか。Financial Independence, Retire Earlyの頭文字をとったもので、「経済的自立と早期退職」を意味する。お金のためにあくせく働き続けるのではなく、経済的に自立して早期リタイアし、悠々自適な生活を送るというものだ。

 FIREを達成後の生活費は投資によって築いた資産とその運用益で賄う。FIREは新しい働き方の1つという見方もあるが、「新しい生き方」の1つとも言える。ただ、完全FIREを達成しようとすると、多額の運用資金を捻出するために、高収入と厳しい倹約が必要になる。達成は容易でない。そこで、もう少し「ゆるく」FIREを実践しようというのが、本書のテーマ「ゆるFIRE」だ。

 ゆるFIREは、達成後の収入源を運用益だけでなく好きな仕事からも得ることによって、比較的簡単にセミリタイアを達成する。完全FIREでは投資元本の4%を取り崩していくことで資産を減らさずに生活していくが、ゆるFIREでの取り崩し率は2.5%。不足分はフルタイムではない「ゆるい」仕事でまったり稼ぐ。運用資金を作るための貯蓄率も年収に対して50%として、あくまで無理をせず、必要なものを我慢せず、生活を便利にするものにはためらわずお金を使うスタイルだ。

 「マジ」なFIREを実践するのは敷居が高いが、ゆるく目指せるのならばやってみたい。しんどい仕事は辞めたいが、好きな仕事ならやりたい。そんな方にはかなり有益な情報源になるだろう。なぜなら、本書は著者の実践に基づくものだからだ。FIREまではいかないが、これから資産を構築したいという方にも参考になる1冊だ。

今回ご紹介した「ゆるFIRE」の要約記事はこちら。この記事は、ビジネスパーソンのスキルや知識アップに役立つ“今読むべき本”を厳選し、要約してアプリやネットで伝える「flier(フライヤー)」からの転載になります。

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