パナソニックは4月21日、BDレコーダー「ディーガ」シリーズにチャンネルまるごと自動録画を備えた「全自動ディーガ」5機種を発表した。自動録画と自動消去機能を備え、ネット動画のような視聴スタイルを提供する。
発表されたのは、4Kチューナーを内蔵した全自動ディーガ「DMR-4X1002/4X602」(想定税込価格:33万円前後/19万円前後)と、地上、BS、110度CSデジタルチューナーを搭載した「DMR-2X602/2X302/2X202」(想定税込価格:18万円前後/10万円前後/7万5000円前後)の5機種をラインアップ。いずれも5月27日に発売する。
「見たいコンテンツを好きな時に好きな場所で見られる」をコンセプトに、自分が見たい番組をかんたんに探せるのはもちろん、録画した番組をAI機能がおすすめする「おすすめ録画一覧(AIおすすめ)」やシリーズ番組を再生すると、自動で次回放送話を探し出してそのまま連続再生する「次エピソード自動再生」、サムネイル画像で見たいシーンが探しやすい「プレビューサーチ」などを搭載。ネット動画を見る感覚で使えるのが特徴だ。
指定した複数のチャンネルを録り続け、古い番組を順に自動消去していく「チャンネル録画」機能に対応し、事前の録画予約や見終わった番組の消去などの操作は不要。ゴールデンタイム(地デジ)のドラマを最大で約90日間消去しないように自動で「お録りおき」できるほか、ドラマとアニメを、それぞれ時間帯を選んで、自動でお録りおきすることも可能だ。
DMR-4X1002/4X602は、BS4K、110度CS4K、地上、BS、110度CSデジタル2つを含む合計11基(DMR-4X602は7基)のチューナーを搭載。DMR-4X1002は10TBのHDDを備え、ハイビジョン放送最大8チャンネル×約28日間、新4K衛星放送 最大1チャンネル×約13日間、DMR-4X602は6TBのHDDにハイビジョン放送最大4チャンネル×約28日間、新4K衛星放送 最大1チャンネル×約7日間のチャンネル録画ができる。
DMR-2X602/2X302/2X202は、地上、BS、110度CSデジタルチューナー6基(DMR-2X202は3基)を含む、合計11基(DMR-2X302/2X202は7基)のチューナーを内蔵。DMR-2X60は6TBのHDDに最大10チャンネル×約28日間、DMR-2X302は3TBのHDDに最大6チャンネル×約24日間、DMR-2X202は2TBのHDDに最大6チャンネル×約16日間のチャンネル録画に対応する。
全機種で、外出先から録画予約、番組視聴ができるアプリ、「どこでもディーガ(無料)」にも対応。インターネット動画配信サービスの視聴に加え、ラジオ番組配信サービス「radiko」の聴取も可能だ。
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