パナソニックは9月29日、新4K衛星放送チューナーを搭載したBDレコーダーを発表した。3つの4K衛星放送チューナーを備え、「ドラマ・アニメお録りおき」機能を採用した「4Kディーガ」5機種と幅215mmのコンパクトサイズで白いボディデザインを施した「おうちクラウド4Kディーガ」2機種をそろえる。いずれも発売は10月29日。
4Kディーガは、新4K衛星放送チューナーを3つ備えた「DMR-4T402/4T302/4T202」と2つ搭載した「DMR-4W202/4W102」の計5モデル、おうちクラウド4Kディーガは「DMR-4S202/4S102」の2モデルをラインアップ。いずれもドラマ、アニメといったジャンルと朝、午後、ゴールデンタイム、深夜の時間帯を指定すると、好きなジャンル、時間帯の番組を自動録画するドラマ・アニメお録りおき機能を備える。HDD内の「お録りおき領域」に最大約90日間の保存ができ、ドラマの1クールイッキ見も可能。期間が過ぎると自動で消去される。
お録りおき番組の再生履歴からユーザー嗜好をAIが分析し、好みに合わせた番組を表示する「AIおすすめ」のほか、録画一覧画面表示領域と表示番組数を拡大し、録画番組情報の表示する文字数も増やすなど、使い勝手も向上。8つのタブを自由に変更できるので、12のジャンル、100種類を超えるサブジャンルの中から好みのジャンルを選択し、カスタマイズも可能だ。
専用アプリ「どこでもディーガ(無料)」を使えば、外出先から録画予約、番組視聴が可能。ディーガと同じネットワークに接続し、無線LAN経由で番組をダウンロードできる「番組持ち出し」により、パケット通信料をかけずに外出先からの視聴にも対応する。さらに、写真の保存や番組持ち出しも帰宅時に自動でできる「ただいま転送」を新搭載。これは、スマートフォンのBluetooth信号を検出すると、持ち出し予約をしておいた録画番組を自動でスマートフォンに転送するという機能。テレビ番組以外にもスマホの写真をディーガに一括保存したり、音楽をスマホに持ち出せたりする。番組持ち出しでは、新たに1080pフルハイビジョン画質も追加した。
「おうちクラウド機能」では、離れた場所に設置をしているディーガにスマートフォンやタブレットから写真や動画を送信でき、大画面で子供や孫の成長した姿を見られるため、オンライン帰省にも最適。さらに、離れた家族のスマートフォンやタブレット、テレビ「4Kビエラ」と写真を共有できる機能を追加するアップデートを12月に予定しているという。
アプリを利用して4Kネット動画も視聴でき、Netflix、Amazon Prime Video、dTVなどの4K HDRコンテンツの再生にも対応。独自の「4Kリアルクロマプロセッサ」で処理するため、ネット動画でも鮮度の高い美しい映像を再生する。
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