パナソニックはテクニクスブランドから4月7日、アナログプレーヤー「SL-1200M7L(エムセブンエル)」を発表した。発売50周年記念モデルとして、グローバルで1万2000台限定で販売する。発売は5月27日、税込価格は12万円になる。7色のカラーで展開する限定デザインになる。
SL-1200シリーズの第1号機は1972年に登場。クラブシーンにおける最初のスタンダードモデルとなり、1979年には、DJのための機能を盛り込んだターンテーブルとして「SL-1200MK2」を発表。以降、モデルチェンジを重ねてきた。しかし2010年にテクニクスブランドを一度終了し、SL-1200シリーズの生産も終了。2016年に復活した際に発売した「SL-1200GAE-S」は、世界限定1200台、日本では300台の限定モデルで予約開始から30分で完売した。
SL-1200M7Lは、2019年に発売した「SL-1200MK7」をベースとした限定デザインモデル。SL-1200MKシリーズの操作感を踏襲し、78回転や逆回転もできる再生機能や±8%、±16%のピッチ調整に対応したピッチコントロールなどを備え、ターンテーブルとしての使い勝手を追求している。アルミダイカストとグラスファイバーを20%混入したABSによる二重構造シャーシや着脱式の電源、PHONOケーブル端子など、高音質技術も継承する。
限定カラーとして用意したのは、ブルー、レッド、ホワイト、ブラック、グリーン、イエロー、ベージュの7つ。テーマカラーを持っているDJに、Tシャツとコーディネイトしやすかったり、また、インテリアにマッチするようなカラーリングをそろえたという。7色としたのは、ベースモデルのSL-1200MK7の「7」からとったほか、2016年の復活から7年目という思いを込めた。
限定モデルとして、ゴールドカラートーンアームを採用したほか、「50th Anniversary & シリアルナンバー入りプレート」を用意。ゴールドカラーロゴ入りスリップマットや50周年記念デザインテクニクスステッカー、本体色にあわせた50周年記念デザインコントロールバイナル用ステッカーなどが特別仕様として付属する。
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