NTTドコモは3月31日、同社が販売するスマートフォン「Xperia 10 III SO-52B」で、「モバイルSuica」「モバイルPASMO」が利用できない事象を確認したと発表した。
3月7日10時ごろから断続的に発生しており、4月1日現在も復旧の見込みは立っていない。
確認できているエラーは5つ。同機種のモバイルSuicaとモバイルPASMOでは、(1)定期券の購入、(2)新規発行や機種変更などのためのカードの預け入れと引き出し、(3)物理ICカードからの移行、の3つのサービスが利用できないという。
加えて、モバイルSuicaでは、(4)グリーン券の購入、が利用できない。また、いずれもエラー発生後は(5)決済、チャージを含めた利用全般、ができなくなる。
原因は、3月7日に実施したソフトウェア更新における不備。同社は、ソフトウェア更新の準備ができ次第案内するとしている。
【4月1日追記】NTTドコモは、事象を解消するためのソフトウェア更新を4月1日20時頃から提供する準備が整ったと発表。ソフトウェアの更新を行うように呼び掛けている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス