NTTドコモは5月19日、新商品ラインアップとして、5Gスマートフォン1機種、4Gスマートフォン2機種、5G対応Wi-Fiルーター1機種、5Gホームルーター1機種に加えて、「Galaxy S21 5G Olympic Games Edition」の東京2020オリンピック記念モデル1機種の計6機種を開発し、5月28日から順次発売すると発表した。
今回発表されたのは、5G対応スマートフォン「Galaxy A52 5G」、4G対応スマートフォン「Xperia Ace II」「arrows Be4 Plus」、5G対応データ通信製品「Wi-Fi STATION」、5G対応ホームルーター「home 5G」の6機種。以下、発表済みの5機種を含めた2021夏モデル全11機種を紹介する。
「Galaxy S21 5G SC-51B」(サムスン電子製)は、カメラレンズの周囲をメタルで覆い、フレームと一体化させたシームレスなデザインが目を引く5Gスマートフォン。狭額縁の約6.2インチ有機ELディスプレイを搭載し、動画やゲームなどで没入感を味わえる。約6400万画素のカメラで暗い場所でも被写体を細部まで捉えられるほか、動画は8Kでの撮影に対応する。さらに、「ディレクターズビュー」機能によって、3つのカメラアングルを確認しながら撮影できる。4月22日に発売済み。
東京2020オリンピック記念モデルである「Galaxy S21 5G Olympic Games Edition SC-51B」は、ハイスペックモデルであるGalaxy S21 5Gの機能はそのまま、背面デザインや壁紙を特別仕様にしたモデルで、ドコモオンラインショップで販売される。6月上旬以降に発売予定で、5月19日から事前予約を開始している。
「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」(サムスン電子製)は、Galaxy史上最高プロセッサ、12GBのRAM、5Gミリ波対応、5000mAhの大容量バッテリーを搭載したハイエンド5Gスマートフォン。約1億800万画素の広角カメラのほか2つの望遠カメラを搭載しておりドコモ史上最大の100倍ズームが可能。また、人の目で見える色に限りなく近いカラーを表現できる約6.8インチの有機ELディスプレイを搭載した。「Sペン」にも対応し、てがき手帳なども利用できる。4月22日に発売済み。
「AQUOS R6 SH-51B」(シャープ製)は、本格カメラトップブランドのライカが全面監修した、1インチセンサーを搭載した5Gスマートフォン。Leicaカメラにも搭載されている広角でも歪みの少ない1インチ専用7枚レンズ(summicronレンズ)を採用した。従来機種のAQUOS R5Gと比較して、暗所でのノイズ発生量を約40%低減するほか、自然に被写体が際立つ“光学的背景ぼかし”も実現しているという。撮影した動画の8Kリマスターにも対応する。「Pro IGZO OLED」の省エネ性能に加えて、5000mAhの大容量バッテリーによって長時間利用にも耐えられる。6月中旬以降に発売予定。
「Xperia 1 III SO-51B」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)は、カメラに世界初の「可変式望遠レンズ」を搭載した5Gスマートフォン。1つのレンズで70mm(F2.3)と105mm(F2.8)の焦点距離をカバーする。また、リアルタイムトラッキングによって、撮りたい被写体をタップするだけで自動でフォーカスが追従する。このほか、世界初のリフレッシュレート120Hz駆動に対応した4K HDR有機ELディスプレイを搭載。音響構造を進化させた新スピーカーを搭載し、最大音圧が約40%向上した。7月以降に発売予定。
「Xperia 10 III SO-52B」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)は、5G対応ミッドレンジスマートフォン。6.0インチのディスプレイ、幅68mmのボディ、重量169gと手にフィットする持ちやすさと、超広角、広角、望遠のトリプルレンズを備える。ブラビアの映像技術と21:9ワイドディスプレイでさまざまなHDR映像を楽しめる。6月中旬以降に発売予定。
「Galaxy A52 5G SC-53B」(サムスン電子製)は、光学手振れ補正に対応した約6400万画素のメインカメラ、背景ぼかしができる深度測位カメラ、人の視野角とほぼ同じ約123度の撮影ができる超広角カメラ、接写撮影が可能なマクロカメラの4眼カメラを搭載した5Gスマートフォン。このほか、約6.5インチの有機ELディスプレイとステレオスピーカーで迫力のある映画や音楽を楽しめる。4500mAhのバッテリーも備える。6月上旬以降に発売予定。
「arrows Be4 Plus F-41B」(富士通製)は、初めてのスマートフォン利用者でも、文字が大きく操作が簡単な「シンプルモード」や使い方ガイドブックによって、安心して使えるモデル。抗菌ボディとアルコール除菌に対応しており、泡タイプのハンドソープや食器用洗剤で丸洗いすることが可能だ。耐衝撃構造によって不意な落下でも画面割れに強く、MIL規格23項目にも準拠。さらに、指紋認証、おサイフケータイなどの基本機能にも対応する。5月28日に発売予定。
「Xperia Ace II SO-41B」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)は、arrows Be4 Plusと同じく初めてのスマートフォン利用者でも使いやすい、「かんたんホーム」やガイドブック付きのスマートフォン。5.5インチのコンパクトサイズでありながら、4500mAhのバッテリーを備える。高耐久ガラスと防水対応のほか、マスクをしていてもロック解除ができる指紋認証やおサイフケータイ、さらに3.5mmオーディオジャックを搭載する。5月28日に発売予定。
「Wi-Fi STATION SH-52B」は、受診時最大4.2Gbpsの5Gルーター。Wi-Fi6と有線LAN搭載で複数の接続方式に対応。また、4000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、出張時のオンライン会議から、学校のオンライン授業まで幅広いニーズに対応する。8月下旬以降に発売予定。
5G対応ホームルーター「home 5G HR01」は、本体をコンセントに挿すだけで受診時最大4.2Gbpsの5G通信が利用できるホームルーター。リモートワークなどですぐに自宅でネットワークを使いたい人などが対象で、ドコモショップ(またはドコモオンラインショップ)や量販店で契約すると、工事不要で即日利用できる。なお、ドコモ以外のユーザーでも契約できるという。8月下旬予定に発売予定。
ドコモでは同日、新機種に加えて、さまざまな新サービスも発表。5Gを活用したカプコンとの「eスポーツ」の新リーグ設立や、ディズニープリンセスの展示会「WHAT IS LOVE?」のVRコンテンツの提供。さらに、「dTV」へのライブジャンルの新設や、THECOOが4月にオープンしたライブ配信専用スタジオ「BLACKBOX3(ブラックボックス)」でのライブビジネスの共同企画・運営などを発表している。
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