Volvo Trucksは、物流会社Maersk傘下のPerformance Teamから大型電動トラック「Volvo VNR Electric」110台の追加注文を受けた(Volvo Trucks、Maersk)。Maerskは、2021年8月にVolvo VNR Electricを16台発注しており、今回の追加で導入台数は合計126台となる。
Performance Teamへの納車は2022年第2四半期に始め、運行を順次開始する。126台すべての納車は、2023年第1四半期までに済ませる。
Volvo VNR Electricは、Volvo Trucksが北米向けに開発したEVトラック。バージニア州ダブリンのニューリバーバレーにある工場で製造する。バッテリー容量は565kWhあり、最大440kmの走行が可能という。出力250kWの充電設備を利用した場合、バッテリー容量の80%まで充電するのに必要な時間は、バッテリーパックが6個のモデルなら90分、4個のモデルなら60分。
Maerskは、2022年から2023年にかけ、さまざまな自動車メーカーから北米で使用する電動トラック450台を導入するとしている。そして、2040年までにグループ全体でカーボンニュートラル達成を目指す。
一方、Volvo Trucksは2030年までに世界で販売するトラックの50%をEV化する計画。
Volvo VNR Electricの紹介ビデオ(出典:Volvo Trucks/YouTube)
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