写真撮影で身体計測できるアプリ「Bodygram」に新機能--3Dウエストスキャンを追加

　Bodygram Japanは3月22日、AI身体計測アプリ「Bodygram」のアップデートによりUI/UXを一新したほか、新機能となる「3Dウエストスキャン」（iOS版のみ）を追加したと発表した。

　Bodygramは、スマートフォンで自身の体型がわかる無料アプリ。身長・体重・性別・年齢の入力と正面・側面の写真を撮影することで全身24カ所、体脂肪率、骨格筋量の推定計測と姿勢の分析が可能。

　同社では、アパレル、寝具、ヘルスケア、介護など、さまざまなビジネス領域においてもBtoB連携を進めている。

　3Dウエストスキャンは、iOS端末に搭載されたTrueDepthカメラを活用した機能。従来のAIによる推定測定機能に加え、より高精度の計測結果が得られるという。

　具体的には、アプリ内ガイダンスにあわせて腹囲を360度撮影すると、各パーツの数値情報や3Dアバターでの可視化に加え、より実寸値に近いウエストスキャンが行えるという。

　身体の中でも特に腹囲は、ヘルスケアやウェルネスにおいてベンチマークとなり、将来的に遠隔医療や薬剤の分野でも技術連携が想定されるという。そこで、まずはウエストの3Dスキャンから開始し、今後スキャン可能カ所を順次増加させていくという。

　なお、UI/UXの変更については、iOS版から先行導入し、今後Androidでも適用する予定。