General Motors(GM)は、自動運転車を手がける傘下企業Cruiseの株式について、ソフトバンクグループの投資ファンドであるSoftBank Vision Fund(SVF)が持つ株式を21億ドル(約2525億円)で取得すると発表した。
SVFは、2018年にCruiseへの出資を実施。その際、13億5000万ドル(約1625億円)の追加投資を約束していた。この追加投資も、GMが引き継いで実施するとしている。
GMがCruiseを傘下に収めたのは2016年。その後もCruiseは独立した企業として活動し、GMとは柔軟性のある協力体制を維持してきたという。GMが投資を強化したことは、運転手なしで走る自動運転車を大規模展開する計画に取り組むGMの姿勢を表している。
GMはCruiseとの関係を保ちつつ、財務状況を強化させ、自動運転車の量産を支援することで、Cruiseの差別化と商業化に向けた事業の推進を図る。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果