Appleの主要な製造委託先である鴻海科技集団(Foxconn)は、中国での新型コロナウイルス感染拡大を受けて現地時間3月14日から一時停止していた深センでの生産を、部分的に再開したという。Bloombergが16日に報じた。
深センでは中国政府の指示でロックダウンが続いているが、Foxconnが同拠点の再開を決めたことで、部分的な操業が可能となる。同社はAppleの主要サプライヤーの1社として「iPhone」などのデバイスを生産している。Appleは、新型コロナウイルスの感染拡大以降、製品開発や生産の遅延といった問題に見舞われながらも事業を続けてきている。
Bloombergの記事によると、深センでは、従業員が頻繁に検査を受けて工場と敷地内の住居の間のみを移動する、施設におけるバブル方式の採用が認められている。Foxconnは、従業員が敷地内に居住する場合に地元政府が承認する方式である、「クローズドループの管理プロセス」を導入したと述べた。
深センでは、何カ月間にもわたってほとんど新規感染者が報告されていなかったが、13日以降は、毎日少なくとも60人の新規感染者が報告されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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