Appleの主要サプライヤーで「iPhone」などの製品を生産する鴻海科技集団(Foxconn)が、中国の深センにある生産拠点の業務を一時的に停止した。これは、中国国内での新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、中央政府が深セン市全域のロックダウンを発表したことを受けての措置だ。
Bloombergが米国時間3月13日に報じたところによると、Foxconnは深センにある2カ所の拠点を操業停止とし、同時に生産を他の拠点に移すことでロックダウンの影響を緩和しようとしているという。
同社は業務停止期間を明らかにしなかったが、Bloombergは20日まで続く見込みと報じている。
深セン市のロックダウンが実施されたのは、中国全土で12日のコロナ新規感染者数が3300人を超えたため。全土の人口が14億人を超える中国は、ゼロコロナ政策という、他の多くの国とは異なるコロナ対策をとっており、1000万人を超える国民が厳しいロックダウン措置の影響を受けるとみられている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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