Googleは従業員の報酬について、より意欲的な対策を講じる必要があるかもしれない。社内の新しい「Googlegeist」調査で、給与と昇進の見通しに対する従業員の満足度がますます低下していることが明らかになった。
CNBCが入手したアンケート結果で、自分の給与は他社の同等の役職と比べて高いと回答したのはわずか46%だった。前年よりも12ポイント減少したという。56%は自分の給与は「公正かつ公平」だと回答したが、前年より8ポイント低下している。64%は給与に満足しており、自分の実績を反映していると回答したが、3ポイント減少した。
クラウド部門では、昇進プロセスが公正であると回答した従業員は54%で、前年より2ポイント減だった。クラウド部門の最高経営責任者(CEO)Thomas Kurian氏は、「昇進の基準が不十分であること」と「透明性の欠如」を社内メールで指摘したとCNBCは報じている。
Googleの広報担当者は米CNETに対し、「当社の従業員には、働く場所に関して多くの選択肢がある。そのため、当社は従業員が十分に補償されるよう取り組んでいる」とし、「そのため、給与、公平性、休暇など全般でトップクラスの補償を提供してきた。従業員からフィードバックを得ることは重要だ。今後も、どこで働く従業員にも競争力のある給与を保証できるようにするとともに、Googleでキャリアを向上できるようにしていく」とコメントした。
Googleの従業員は、経営陣の指導力と同社のコアミッションには満足しているようだ。CEOのSundar Pichai氏は、従業員の86%から好意的な評価を得ているという。74%は同氏にインスパイアされており、同氏の「決断と戦略によってGoogleは素晴らしい仕事を成し遂げることができる」と回答したと報じられている。CNBCによると、従業員は「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスして使えるようにする」というGoogleのミッションを実現できることに喜びを感じている。Raghavan氏の下で、96%がGoogleの製品は人々の役に立っていると答えた。
Googleは ダイバーシティとインクルージョンについては、「ビロンギング」に関して、82~90%という好意的な評価を受けており、従業員は自分の意見が尊重されていると感じると回答した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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