ゲーム開発を手掛けるValveは2022年、かなり幸先の良いスタートを切った。同社初の携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」(価格は399ドル[約4万7000円]から)は、2月の発売前後に好意的な評価を受けた。今度は、高い人気を誇る同社のオンラインゲーミングストア「Steam」が、新しい端末にも提供されることになった。その端末とは、Googleの「Chrome OS」を搭載するノートPC「Chromebook」だ。
Googleは来週開催されるGame Developers Conferenceを前にしたプレゼンテーションの中で、Steamのアルファ版を一部のChromebookで提供すると発表した。近々公開するブログ記事で詳しく説明するという。9to5Googleはこれに先立ち、Steamがより高価格で高性能のChromebookにしか対応しない可能性が高いと報じていた。
それでも、この動きは、低価格のノートPCでもこれまでより真剣にゲームに向き合うべく、Googleが取り組みを拡大していることを表している。Googleは、同社のゲームストリーミングサービス「Stadia」のサポートも拡大し、より簡単にゲームデモをプレイする手段を追加することなども明らかにした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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