Valveは11月11日、7月に発表した携帯ゲーム機「Steam Deck」の発売について、当初告知していた2021年12月から2カ月延期すると発表。2022年2月から米国やカナダ、欧州、イギリスで出荷を開始する。その後、他の地域でも出荷予定という。
「原材料不足によりコンポーネントが製造工場に届かなかった」ことが延期の理由としており、すでに予約したユーザーの予約はそのまま維持する。
Steam Deckは、7インチのタッチスクリーン、デュアルトラックパッド、デュアルアナログスティックを搭載した携帯ゲーム機、SoCにはAMDのZen2アーキテクチャベースのCPUとRDNA2ベースのGPUを組み合わせた独自設計品、16GBのメモリなどを搭載する。
半導体不足は世界規模で問題となっており、AppleのiPhone 13が半導体不足で生産数を1000万台削減すると報じられたほか、Raspberry Pi 4が10ドル価格を値上げするなど、さまざまなものに影響を及ぼしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」