「iPhone」シリーズから「mini」モデルが消える可能性が浮上した。Appleは2021年9月に「iPhone 13 mini」を発表したが、この小型版iPhoneを「iPhone 14」シリーズに含める計画はないと、9to5Macが米国時間3月14日に報じている。
情報筋らが9to5Macに伝えたところによると、今秋に投入が見込まれるiPhone 14シリーズには、6.1インチと6.7インチの4つのモデルが含まれるが、5.4インチモデルは提供されないという。
2020年に発表された「iPhone 12 mini」については、売れ行き不振を伝える複数の報道が出ており、また直近では、Appleが2022年のiPhone 14シリーズでminiモデルを廃止するという憶測が流れていた。miniモデルは、2020年に最初に発売されたときの価格が729ドル(日本では税別7万4800円)で、低価格端末とは言い難く、大画面スマートフォンが何年間も好まれてきた時代に、小型iPhoneの価値は、Appleが期待したほど時代に呼応しているようには感じられなかった。
9to5Macによると、iPhone 14シリーズは搭載プロセッサーの違いで2つの区分に分かれる見込みで、そのうち2機種には「A15」チップ、残り2機種には新しいチップが搭載される予定だという。これは、iPhone 14シリーズの上位2機種には新しい「A16」チップが搭載されるという、Appleに詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏による13日の予測と一致しているようだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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