ヒョンデ(Hyundai Motor)の傘下企業で垂直離着陸可能な電動マルチコプター(eVTOL)を開発しているSupernalと、米フロリダ州マイアミ市は、eVTOL空中タクシーによる交通システムの構築が目的の了解覚書(MOU)に署名した。
Supernalとマイアミ市は、eVTOL空中タクシーを含むさまざまな交通手段を組み合わせ、マルチモーダルな交通システムを構築する考え。市内だけでなく、現時点で交通の便が悪い郊外もカバーする。その際、既存の「Metrorail」「Metrobus」「Metromover」といった、鉄道やバスなどの交通システムも活用していく。
Supernalは、Hyundai Motorの都市部向け航空移動手段を手がける一部門として2020年1月に発足し、2021年11月に米国企業としての活動を開始。現在のところ、eVTOLによる商用サービスを2028年より提供する計画。
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