ロシアの通信規制当局Roskomnadzorは現地時間3月4日、「Facebook」へのアクセスを遮断すると発表した。Facebookを運営するMetaが、ロシアのメディアや情報源を差別していると主張している。ロシアのウクライナ侵攻に抗議の意を示すロシア国民の組織的な行動を受けた動きとみられる。
英国の元副首相でMetaの国際問題担当プレジデントを務めるNick Clegg氏は、Facebookを禁止すれば、ロシア人が「信頼できる情報から切り離され」、「発言できないようになる」と警告した。
On the Russian government's decision to block access to Facebook in the Russian Federation: pic.twitter.com/JlJwIu1t9K
— Nick Clegg (@nickclegg) March 4, 2022
ロシア政府は2020年10月以降、Facebookのロシアメディアへの差別的な行為が26件あったとしている。Facebookが最近、Russia TodayやSputnikといった国営メディアが所有するアカウントなどへのアクセスを制限する判断したことを挙げている。Facebookの決定はロシアの法律に違反しているとRoskomnadzorは指摘した。
Clegg氏は、ロシア政府がFacebookへのアクセスを一部制限していると述べていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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