Googleは今後、米国における従業員の雇用条件として新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けることをやめ、すでに接種した従業員に対しても、ほとんどのオフィスでマスク着用や検査、勤務中の対人距離の確保を求める措置を撤廃するという。CNBCが米国時間2月23日に報じた。
CNBCによると、ワクチン接種済みの従業員にもオフィスでのマスク着用と対人距離の確保を求める規則は、新型コロナウイルスに関する現地の指針と要件に従って撤廃される。ワクチン接種の免除を認められた従業員はオフィスに入ることはできるが、検査とマスク着用の規則に従う必要があるという。ワクチン未接種で免除も認められていない従業員は、オフィスに入れない。
Googleの広報担当者は米CNETへの電子メールで次のように述べた。「(本社を置くサンフランシスコの)ベイエリアの現状を踏まえ、出社を選ぶ従業員がオンサイトでさらに多くのスペースやサービスを利用して仕事をし、同僚とつながれるようになったことをうれしく思う」「出社を希望する従業員には、われわれが安全を確保できる限りその選択肢を提供する一方で、出社する準備ができていない従業員には在宅勤務を続けてもらう」
同社は以前、従業員に対し、ワクチン接種に関する会社の規則に従わない場合は無給とし、最終的には解雇すると通知していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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