電動キックボードシェアリングサービスのLUUP、ロゴと機体を刷新--視認性を向上

 Luupは2月15日、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のロゴの刷新と、視認性を向上させた新しい電動キックボードを発表した。

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 設立から3年半を迎え、日々のファースト、ラストワンマイルの移動を支える次世代のインフラ的存在になるために歩みを進めるべく、コーポレートロゴとサービスロゴを刷新する。

 今回リニューアルしたロゴは、「expand you」がコンセプト。交通工学の分野で用いられる緩和曲線(鉄道線路や高速道路において、直線部と円曲線部をなめらかに繋ぐために設ける曲線)から着想を得て、複数の曲率で「U」を描き、なだらかなフォルムをつくることで「LUUP」に乗った人々の身体性が拡張され、軽やかで自由な移動が実現するさまを表現している。ロゴを囲む枠線では、LUUPの機体を設置するポートの線を元にした。

 加えて、次世代のインフラ的存在を目指すには、電動キックボードの視認性をさらに向上させる必要があると考え、電動キックボード自体のデザインも変更する。

 機体の色は、オリジナルのブランドカラーである「LUUP GREEN」と白と黒で構成。機体上部を白、下部をLUUP GREENとし、開放感や自由さを感じさせながらブランドカラーが印象付けられるよう設計したという。

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 同社はこれまで、電動キックボードの安定性や各種パーツの操作性の向上など11回のアップデートを重ね、改善を進めていた。今回のデザイン変更による新機体への移行は東京から開始し、他エリアへの導入を順次検討していく。

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 さらに、ロゴ刷新と電動キックボードのデザインアップデートを期に、人と乗り物と街が安心、安全に共生できる社会の実現に向けた取り組みを加速するため、「LUUP for your City」と銘打ち、これまでの取り組みと目指す未来を、より深く知ってもらえるようなコンテンツを展開する予定。

 具体的には、LUUPオリジナルグッズが当たるSNSキャンペーンや、電動キックボードのご利用ガイドブック、Luupの安全への取り組みのまとめウェブページ、交通ルール解説動画などを公開する。また、電動キックボードの安全な走行ルール周知に向けたポートガイドも実施する予定。

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 同社では、小型電動アシスト自転車のデザインを一新したモデルの開発についても発表している。2022年の夏までの導入を目指しており、サドルの安定性の向上やスマートフォンホルダーの装着など、ユーザーフィードバックを参考に全体的なバージョンアップを施しているという。

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