YouTubeは米国時間2月10日、2022年の開発計画を発表した。
クリエイターがチャンネルのガイドラインを策定し、コメント欄の論調を調整できるようにする機能や、お気に入りのチャンネルの動画でタグ付けされているアイテムをYouTubeで直接購入できるライブショッピング機能などを検討しているという。動画内の時間に合わせてコメントを並べ替えるオプションも追加する計画だ。
また、YouTubeでNFT(非代替性トークン)を導入する可能性をさらに追求するという。その例として、「ファンがお気に入りのクリエイターによる独自の動画や写真、アートだけでなく、体験をも所有する検証可能な方法を提供することは、クリエイターとその視聴者にとって魅力的な可能性をもたらし得る」としている。
さらに、テレビ番組を配信する有料サブスクリプションの「YouTube TV」にも大きな変更を加える。The Vergeによると、YouTube TVがついに「iOS」版でもピクチャーインピクチャー機能に対応するという。これにより、「iPhone」または「iPad」で他のアプリを使用しながら動画を視聴できるようになる。
YouTubeの2022年の計画は、コラボレーションとeコマースを通じて、クリエイターと消費者のつながりを拡大することに重点が置かれている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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