サムスンは現地時間2月10日、新製品「Galaxy S22 Ultra」を、「Galaxy S22」「Galaxy S22+」「Galaxy Tab S8」とともに発表した。S22 Ultraは同社のラインナップの中で実質的に「Galaxy Note」シリーズを置き換える製品となるようだ。米国で1199.99ドル(約14万円)からとなっている。発売日は2月25日で、事前予約が可能だ。
Galaxy S22 Ultraは「Sペン」に対応し、収納できる物理スロットを備える。2021年に発売された「Galaxy S21 Ultra」でSペンを利用したい場合、別途購入する必要があった。Sペンはより低遅延になったほか、手書きのメモをテキストに自動で変換可能で、88言語に対応する。
サムスンは、今後Galaxy Noteをリリースするかどうかを問われ、コメントを控えたが、Galaxy Noteを製品ラインではなく「エクスペリエンス」として捉えていると述べた。今後、NoteのファンをGalaxy S22 Ultraに向ける計画だという。
Galaxy S22 Ultraは、Galaxy Noteのスマートなデザインを受け継いでいる。通常の「Galaxy S」シリーズのスマートフォンと比べて、縁が鋭く角張ったデザインとなっている。同日発表されたGalaxy S22とGalaxy S22+は、Ultraと比較してより丸みがあるデザインだ。S22 Ultraのカラーは、ブラック、ホワイト、グリーン、バーガンディが用意されている。
Galaxy S22 Ultraのディスプレイは対角6.8インチ(QHD+)で、サイズは「Galaxy S21 Ultra」と同じだ。また、今回発表されたスマートフォン3機種はいずれも、リフレッシュレートが120Hzに向上し、より滑らかに画面をスクロールできる。「Vision Booster」技術も備える。
Galaxy S22 UltraのカメラはGalaxy S21 Ultraに搭載されているカメラとあまり変わらないように見える。背面カメラは108メガピクセルのメインセンサー、12メガピクセルの超広角カメラ、10メガピクセルの望遠カメラ2つを備えている。
今回のGalaxy S22シリーズは、サムスンの「Exynos」チップが入手できない米国をはじめとする市場ではQualcommの「Snapdragon 8 Gen 1」チップを搭載する。Galaxy S22 Ultraのバッテリー容量は5000mAhで、Galaxy S21 Ultraと同じだ。また、ケーブル経由であれば最大45Wの急速充電に対応している。最もベーシックなモデルでRAMが8GB、内部ストレージが128GB、ハイエンドモデルではRAMが12GB、内部ストレージが1TBとなっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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