オンキヨーホームエンターテイメントは2月8日、連結子会社のオンキヨーサウンドとオンキヨーマーケティングの事業活動を停止すると発表した。事業を継続することが困難となり、事業活動を停止せざるを得ない決定に至ったとしている。
オンキヨーサウンドは、2020年10月にオンキヨーホームエンターテイメントから会社分割により設立。OEM事業を推進してきたが、継続的な資金難に陥っているという。一方、オンキヨーマーケティングは、ホームAV事業譲渡以降も、ホームAV製品やデジタルライフ製品の国内販売を続けてきたが、資金難改善の見通しが立たない状況になったとしている。
いずれも、第三者の資本参加や事業の譲渡など、事業継続のためのあらゆる可能性を模索してきたが、それらの協議も難航。事業を継続することが極めて困難になったとしている。
両社の事業活動停止にともなう今後については、破産手続開始の申立ての準備を進める予定としている。
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