2021年、Appleは多くのアップグレードされたハードウェアとソフトウェアを発表した。それでも、2022年に発表が予想されるものは、いくつかある。2022年に登場を期待したい製品を挙げていこう。
iPhone SEは、2020年の春に第2世代がリリースされたが、2021年に新型の発表はなかった。Appleが2種類のiPhone SEのモデルを開発中だと予想するのは、アナリストのMing-Chi Kuo氏だ。1つは2022年モデル、もう1つは2023年モデルだという。2022年モデルは3GBのメモリーを搭載して2022年半ばに登場し、2023年モデルはメモリーが4GBになってディスプレイも大型化するのではないか、とKuo氏は予想している。
2022年のiPhone SEは、3月か4月に発表されるという別のうわさもある。LCDディスプレイを採用し、5Gに対応、レトロなデザインに「Face ID」を搭載するとされている。
Appleは、2019年に4999ドル(日本版は53万5480円、スタンドは別売りで11万7480円)でリリースされた「Pro Display XDR」の廉価版を開発している可能性もある。Bloombergは、廉価版のモニターが「開発の初期段階にある」と1月に報じている。
2020年、Appleは「M1」チップを搭載するMac miniを発表した。だが、そのときから現在までに、「M1 Pro」と「M1 Max」の2つのチップが発表されている。より高速になったMac miniはいつお目見えするのだろうか。Gurman記者が2021年8月に推測していた時点では、より強力になった新型Mac miniが「今後数カ月」のうちに登場するとされていた。
Appleは既に、M1プロセッサーを搭載する新型iMacを発表しているが、小さい方の24インチモデルだけだった。Bloombergは、27インチiMacに向けてAppleがプロセッサーのアップデートに取り組んでいると報じたことがある。
Mac ProとMacBook Airも、そろそろアップグレードの時期が来ているかもしれない。2020年モデルのMacBook Airは、AppleのM1チップを初めて採用した製品の1つだったが、2022年には、デザインを一新し、うわさの「M2」チップを搭載した新型が出るとうわさされている。夏、おそらく8月か9月にはMac Proも新型が登場しそうだと、アナリストのRoss Young氏は予測している。
Gurman記者によると、Appleは、新しいデザインを採用し、ワイヤレス充電に対応する新型iPad Proも計画しているという。同記者は、iPad Airと、エントリーレベルのiPadも2022年には新しくなるかもしれないと推測する。iPad Airは、早ければ3月8日に、iPhone SE 3と並んで発表される可能性さえあるという。
Appleは2021年9月に「iPhone 13」をリリースしており、その後継機となるiPhone 14は、秋に姿を見せる可能性が高そうだ。ようやくディスプレイのノッチが廃止され、「Touch ID」がディスプレイ内蔵になるのでは、とうわさされている。
人気のApple Watchは、2014年に初代が発売されて以来、毎年新モデルが発表され続けてきた。Gurman記者は、2022年には、3モデルの新型Apple Watchが発表される可能性があると予想する。新しいApple Watch SE、「Apple Watch Series 8」と見込まれる新しい標準モデル、そして過酷なスポーツアスリート(と、そんなアスリートとして見られたいユーザー)に向けた高耐久モデルだ。
Appleは、ハイエンドのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」のバージョンアップにも取り組んでいる可能性がある。初代のAirPods Proが登場したのは2019年で、Kuo氏は、AirPods Pro 2がデザインとチップを新しくして2022年の第4四半期に発表されるのではないか、と見ている。
他にも、全く新しいデバイスがAppleから登場するかもしれない。2022年には間に合わないとしても、今後登場する可能性がある。例えば、エントリーレベルのiPadとスピーカーを融合した、Amazon「Echo Show」に対抗する製品、Apple TVを組み込んだ、Rokuのサウンドバーに似たサウンドバー製品、拡張現実(AR)やVRのヘッドセット、そして「Apple Glasses」や「Apple Car」など目白押しだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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