Elon Musk氏のプライベートジェットを追跡し、5000ドル(約57万円)と引き換えに追跡を止めてほしいというMusk氏の要求を断った10代の男性が、Ground Controlというビジネスを開始した。セントラルフロリダ大学の学生であるJack Sweeneyさんは、ボットを使ってMusk氏のプライベートジェットの離陸と着陸を追跡し、その履歴をTwitter上で公開している。
このボットは、公開データを利用してMusk氏のプライベートジェットを追跡しているが、Musk氏はこれを快く思っていなかった。Musk氏はSweeneyさんに対し、5000ドルでそのTwitterアカウントを削除してほしいと持ち掛けたが、Sweeneyさんはその行為によって得られる満足感に見合わないとして拒否。逆に5万ドル(約570万円)を要求したという。
Musk氏はこの取り引きに応じず、その後は話し合いを止めており、SweeneyさんはTwitterアカウントを継続している。Insiderによると、Musk氏が取り引きに関心をなくしたことを受けて、Sweeneyさんはこの会話を公にすることにしたと述べたという。Sweeneyさんは現在、他の著名な富豪を追跡することにより、この趣味をビジネスに転換しようとしている。
Ground Controlのウェブサイトでは現在、Musk氏と航空機をモチーフにしたTシャツ、ステッカー、パーカーが販売されている。
Sweeneyさんは、富豪のBill Gates氏やJeff Bezos氏のプライベートジェットを追跡するボットも開発している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」