Pinterestは米国時間1月31日、インテリア製品向けの新機能「Try On for Home Decor」を米国で導入すると発表した。このツールを利用すると、Crate & Barrel、CB2、Target、Walmart、West Elm、Wayfairなどのインテリア製品を買う前に、その製品を自宅に置くとどのように見えるのかを確認できる。
SNSが新たな仮想世界の創造を模索する中で、テクノロジー分野の企業やブランドによる拡張現実(AR)の導入が進んでおり、この機能はその新たな事例だ。
CB2やTargetなどの小売ブランドは、顧客がARを使って買い物できる手段をすでに提供している。だがPinterestなら、さまざまな小売業者の製品を1つの場所で試すことができると、同社でエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントを務めるJeremy King氏は述べている。
大きな家具の返品は大変な作業になるため、ARを試すブランドが増えているのも驚きではない。また、製品をバーチャルに試せるようにすれば、購入ボタンをクリックしてもらいやすくなる。Pinterestは、メイクアップ製品を試せるAR機能を2020年に導入した。その結果、このARツールを利用したユーザーは、メイクアップ製品を購入する確率が5倍になることが分かったため、インテリア製品でも同じ行動が見られることを期待していると、King氏は語った。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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