美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」運営が10億円の資金調達

 美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を運営するトリビューは2月1日、既存投資家のニッセイ・キャピタルをリードインベスターとし、KDDI Open Innovation Fund、W ventures、三菱UFJキャピタルなどから、シリーズBラウンドで総額10億円の資金を調達したと発表した。これまでの投資ラウンド累計総額は、約15億円になるという。

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 同社は、美容外科・美容皮膚科・審美歯科の分野から「口コミ検索」「施術検索」「クリニック検索」「オンライン相談・予約」がアプリ1つで完結できるサービスとして、美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を提供。ネガティブな口コミは削除しない、特定のクリニックに誘導しないなど、利用者が安心して利用できるように運営してきたと説明する。

 2017年10月にサービスを開始。2018年11月には、アプリからの美容クリニック予約に対応し、2020年4月にはオンラインで相談ができる「ホームカウンセリング」機能の提供している。また、これまで主に美容外科領域でサービスを成長させてきたが、2021年からは美容皮膚科領域への注力も開始。この1年間で、美容皮膚科の施術件数は約7倍にまで伸長しているという。

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 現在アプリは累計65万ダウンロードを超え、ユーザーによる写真投稿数は55万枚(1口コミあたり平均20枚投稿)、口コミ掲載クリニック数は1400件(国内クリニック数約3000院)、予約可能クリニック数は556院(昨対比2倍)、アプリを通じた施術数は2万件(昨対比約3倍)におよぶという。

 今回調達した資金によって、トリビューひとつで情報収集から予約まで完結できる美容医療の総合プラットフォームを目指す。また、美容皮膚科領域への注力を強化し、男性向けのサービスを展開するほか、これまで以上にサービス開発、採用・組織体制を強化し、マーケティングへにも投資していくという。

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