6人の大家族でも「ワーケーション」は楽しめるか?--北海道ニセコ町での体験レポート - (page 3)

お腹と心を満たす「ご当地グルメ」

 ワーケーションはアクティビティだけでなく、食事を楽しみにしている方も多いだろう。何を隠そう、私自身もその一人だ。そこで、最後にニセコ町でのワーケーション中にいただいた、美味しいグルメの数々もご紹介したい。なお、今回は宿泊したコテージがキッチン付きだったので、地元食材を購入して調理も楽しんだ。写真メインで取り上げるので、ぜひ好みの食材やお店を探してみて欲しい。

 まずは、自炊料理&宿で食べたものなど。道の駅「ニセコビュープラザ」で購入した厚揚げや「ニセコ豆腐」をいただいた。シンプルに醤油とネギだけで、大満足の美味しさだった。このほかストーブの上で焼いた蛤や、ジンギスカン、鍋料理などを堪能した。

 
 
 
 
 
 

 こちらはニセコ町の地酒。常温も良いけれど、ストーブの上で温めた熱燗も美味しい。お土産にもおすすめの一品。

 
 

 ニセコ駅すぐの場所にあり、綺羅乃湯の帰りにふと見つけて引き込まれるように入ったお店「ニセコFarmer's Kitchen ポンポン」のピザ。閉店間際ということもありピザ1枚のみだったが、子どもたちに大人気であっという間になくなった。

外食

 ニセコ中央倉庫群内にある「NISEKO BASE CAFE」。果肉入りレモンスカッシュや抹茶タピオカなど、美味しい飲み物がたくさんあった。日替わりで食べものも販売されているのでランチ利用にもおすすめ。滞在中には“お好み焼き店”と“ワッフル店”の出展を見かけた。

 
 

 好きなものを思い切り食べたいなら、ニセコ高橋牧場にある「PRATIVO(プラティーヴォ)」のビュッフェも良いだろう。座席から羊蹄山が見える抜群のロケーション。食事も種類が豊富で、子どもから大人まで満足できた。

 
 

 モイワスキー場内に出店していた「P.I.C HAMBURGER」のキッチンカー。休憩室にメニューが張り出されており、あまりに美味しそうで購入してしまった。ボリューム抜群で「美味い!」の一言。ポテトも細くてザクザク、娘のお気に入りとなった。

 
 

 「海の幸が食べたい!」という妻の要望で伺った「魚一心」。お寿司や丼ものなどメニューが豊富で、肉料理もあった。人気店のため予約推奨。店内はとても広くて清潔感があり、家族連れでも訪れやすい。

 
 

 先ほどご紹介したPRATIVOと同じ、ニセコ高橋牧場にあるピザショップ「MANDRIANO」。テイクアウトも可能なので、気になるメニューはすべて注文。どれも美味しそうで……なんと5枚も注文してしまった。一緒に注文したサラダ、そして何よりチキンがジューシーで絶品。土日などは混雑するので、時間をずらした方が良いかもしれない。

 
 

ニセコ町でのワーケーションを終えてみて

 ニセコ町でのワーケーションにあたり、正直に言えば不安な点もあった。何より寒さのレベルは私たちの住む関東とまったく異なるし、滞在時期は忙しくなる年末。6人家族では移動も大変なほか、年齢の離れた子どもたちがみんな楽しめるのかも懸念点だった。

 しかし、終わってみれば1週間はあっという間。最終日にはみんなニセコ町を離れたくないと寂しそうだったし、帰宅した今でも「また行きたい」「次はいつ行けるの?」とよく聞かれる。仕事は滞りなく終えられ、家族全員にとって忘れられない大切な思い出ができた。心残りと言えば、もっと事前準備しておけばいろいろな場所を訪れられたのでは……ということ。だからこそ、また改めてニセコ町を訪れたいと思う。

 ワーケーションに対しては、まだ不安があって踏み切れない方が多いかもしれない。まして家族連れとなれば、そのハードルは高く感じるだろう。そんな方にこそ、ニセコ町はおすすめしたい。ニセコ町、あるいはワーケーションに興味を持たれた方は、まず一度短い期間でも訪れてみてほしい。きっと、この町のファンになってしまうはずだ。

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