サムスンは、2月に「Unpacked」イベントを開催し、次世代の「Galaxy S」シリーズを発表することを明らかにした。新モデルは「Galaxy S22」になると広く予想されている。サムスンのプレジデントでモバイルエクスペリエンス事業を統括するTM Roh氏は、新しいラインアップに「Galaxy Note」の後継製品が含まれる可能性をブログ記事の中でほのめかしている。
Roh氏は、「2022年2月のUnpackedで、当社がこれまでに開発してきた中で最も注目に値するSシリーズのデバイスを紹介する」としている。
ブログ記事は、「Galaxy Note」シリーズに何度も触れており、次期Galaxy Sシリーズの発表に、Noteが何らかの形で関連することがうかがえる。Roh氏は、サムスンが2021年に新しいGalaxy Noteをリリースしなかったことに多くの人が「驚いた」としている。同氏はNoteについて、サムスンは「ユーザーが愛するこれらのエクスペリエンスを忘れたわけではない」と述べている。
それでも、これは必ずしもサムスンがイベントでGalaxy Noteの新しいバージョンを発表することを意味するわけではない。「Galaxy S22 Ultra」は、基本的にNoteの代替製品になる可能性があるとうわさされており、サムスンのブログ記事もそのことを示唆している。Roh氏の投稿は、次期Ultraシリーズのエクスペリエンスを予告するような言葉で締めくくられており、サムスンがGalaxy S22 UltraをNoteの後継として位置付ける可能性があるとの憶測の信ぴょう性を高めているようだ。
サムスンは2021年、「Galaxy S21 Ultra」を「Sペン」スタイラス対応にしており、この移行に向けた土台作りを始めたとの見方がある。Sペンはかつて、NoteシリーズをSシリーズと差別化する決定的な要素の1つだった。
Galaxy UltraとGalaxy Noteが、サムスンのスマートフォンラインアップで似たような役割を果たすと考えれば、UltraシリーズをNoteの後継とすることは、同社にとって合理的な動きといえそうだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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