Netflixの有料会員数の伸びが、2021年10~12月期に再び予想を下回った。2022年1~3月期については、アナリストの予想をはるかに下回るとの見通しを同社は示している。
Netflixの株価は、時間外取引が始まって早々に18%下落し、415.01ドルを付けた。本稿掲載時点で406ドル前後を推移している。
Netflixが米国時間1月20日に発表した2021年第4四半期(12月31日締め)の決算報告によると、有料会員数は828万人増加して合計2億2184万人になった。この新規会員数は、10月時点で同社が予測していた850万人を下回っている。Refinitivによると、アナリストらは有料会員の伸びがNetflixの予測を下回ると予想し、新規会員数を839万人(平均値)と見ていたが、実際の数字はその予想をも下回った。
重要なのは、2022年第1四半期について、Netflixの予測がアナリストの予想をはるかに下回っている点だ。アナリストらが新規会員数を590万人と予想しているのに対して、Netflixの予測はわずか250万人だ。
Netflixは、株主に宛てた決算報告の書簡では楽観的な姿勢を見せ、「先行き不透明で競争が激化する世界でも、世界中でストリーミングがリニアなエンターテインメントに取って代わるため」長期的な成長については「楽観視している」という従来の言葉を繰り返した。
Netflixが計上した利益は6億740万ドル(1株当たり1.33ドル)。前年同期は5億4220万ドル(1株当たり1.19ドル)だった。売上高は77億900万ドルで、16%増加した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果