Teslaの車内でビデオゲームをプレイできる機能は高い人気を集めている。しかし、走行中にドライバーが車内のインフォテインメント画面でゲームをプレイできる機能について、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が調査を開始している。「Passenger Play」機能を搭載する「Model S」「Model X」「Model 3」「Model Y」約58万台が対象となっている。
Reutersは米国時間12月23日、Teslaが車両に搭載するタッチスクリーンでビデオゲームができる機能について、走行中にプレイできないよう変更することを決定したと報じた。NHTSAが明らかにしたという。この機能は、ドライバーの注意をそらし、衝突事故のリスクを高める恐れがあるとNHTSAは指摘していた。
Teslaは、新しいソフトウェアアップデートでこの機能をロックし、駐車時のみゲームを利用できるようにするとNHTSAに伝えたようだ。
Teslaは、運転支援システム「Autopilot(オートパイロット)」に関しても米当局の調査を受けている。NHTSAは8月、Autopilotが備えるレベル2の運転支援機能の安全性を正式に調査すると発表した。この調査では、特に停車中の緊急車両との複数の衝突事故について調べるとされていた。
米CNETはTeslaにコメントを求めたが回答は得られていない。Teslaにはこのような取材に応じる広報部門がない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス