JIBUN HAUS.は12月20日、mui Labと共同開発した、時を超えて家族の絆を深める家「muihaus.」の提供を開始した。
JIBUN HAUS.は、テクノロジーを活用した規格住宅ブランド「ジブンハウス」を展開するハウジングテック企業。ジブンハウスでは、VRでの内覧やリアルタイムの見積もり、明朗な会計を通じて、よりスマートに理想の家を購入する「スマートカスタム住宅」を提案している。
一方のmui Labは、2017年創業のスタートアップ企業。京都・御所南、老舗の家具屋が立ち並ぶ夷川通り沿いのオフィスにて、エンジニアとデザイナーが京都の伝統とコミュニティに触れながら、人の暮らしに溶け込むテクノロジーを提供している。
muihaus.の一番の特徴は、「muiボード」に家族がデジタルペンで書き込んだ落書きや子どもの身長などを、大黒柱のごとく家族を支える存在のデジタル柱に、「柱の記憶」として記録していく、mui Labのプロダクト。
muiボードは、リモコンとして照明やエアコン、音楽スピーカーなどをコントロールするほか、インターネットを通して天気やカレンダー情報の入手、ラジオ視聴などが可能だ。
今回のmuihaus.は、伊藤維建築設計事務所が設計したもの。家の4面が同じ形で、家の内周を回遊できるつくりで、さらに窓を大きく採用することで、家族同士がつながりやすいことや、外界の自然とのつながりを感じられる設計を意識したという。
1階は水回りを内側に集約し、窓のついた廊下とダイニングキッチンを外側に持ってくることで、外部の時間や空間の変化を家の中にいながら感じられるような造り。2階は、全ての部屋が角部屋となっており、ライフスタイルに合わせて自由に間取りを調整できるパーティションを設置した。
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