ハウスコムは12月23日、サカイ引越センターと業務提携し、ハウスコムが10月より提供を開始した、家賃と初期費用を自由に設定できる「スマートレント」のサービスを拡充すると発表した。
スマートレントは、オーナーや管理会社からハウスコムが物件を賃借することで、入居者が希望する初期費用額や賃料を自由に設定できるサービス。初期費用の不足分を月々の賃料に上乗せする仕組みで、初期費用を0円に設定することもできる。10月のサービス開始から2カ月が経過した12月現在、問い合わせ数は500件を超えたという。
ハウスコムによると、引っ越しには、敷金や礼金、仲介手数料、日割り家賃、火災保険料といった賃貸借契約にかかる費用に加え、引越会社の利用料金や、新居で必要となる家具家電の購入費用など、数十万円単位の費用が発生するという。
今回、サカイ引越センターとの業務提携により、賃貸の初期費用と毎月の家賃だけでなく、サカイ引越センターを利用する場合の引っ越し代金も、スマートレントを利用して、毎月支払う金額に含めることが可能となった。
同時に、スマートレント利用者向けに、「スマートレント専用家具家電レンタル」の提供も開始する予定。これにより引っ越し費用「完全0円」が実現するとしている。
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